足跡のない雪景色の向こうに。

2009. . 05
New Hampshireに移動してきてはや4日立ちます。
院のオリエンテーションも中盤に入り、明日から授業が始まります。

しかしこの学期は基本的な授業をとります。英語の授業と数学、統計ですね。
英語はやはり不安なのでとることにしました。また日本で取得したものが法学だった為、数学統計とっていなかったのでここでとる羽目になるとは。。。
それだけではないのですか色々と思い通りに行かないことばかりです。



と、NJを出るとき親友のChris(イタリア人)からこんなものを。

P1040584_convert_20090106082404.jpg
Abercrimbie And Fitch のシャツですね。

「It's more than enough for a snow bitch to wear, isn't it?」
ってなことを笑いながら言われました。
つまりスキー馬鹿には激アツだろ!ってなかんじですね。

こちらに移動してきて一人で考える時間が圧倒的に増えました。

自分が向おうとしている方向に向かっているのか。
果たしてこれで正しいのか。
自分がしていることに自信が持てるのか。 

何がここまで自分を動かせたのか。 
それはスキーだった。

スキーがしたい。 いや、今は自分がスキーをするよりもしている人たちを支えたい。
自分が遂行したいことをする為にはそれに匹敵する理由が必要だ。

昔、
「山があるから登るんだ。雪があるから板を担いで山の頂を目指すんだ。」
そんなことを常に考えていた。

しかし、それだけでは自分の頭の中で想定していた所までは到達できても、それより先のことはその想像さえも構築できない。 つまり、自分の将来への潜在能力を引き出せず、可能性を広げることができない。

では何が必須要素になってくるのだろ。
「したいことを本気で追い求める理由を確立すること」
だと思う。

簡単に言うけどこれを果たせることができる人は一握りだろうと思う。
なぜならばそこまでたどり着くまでに金銭的であったり、身体的なことであったり様々な障害が出てくる。その中でも一番厄介なのは

「したいことをあきらめる理由を知らずうちに確立してしまうこと」

こんなことを考えている時にある人の言葉が頭をよぎる。
何の本で読んだかは忘れたが、阪神の下柳投手が同じことを言っていた。

『したいことをする理由がしっかりもてたからオレはまだプロとして球を投げているんだ。』
(みたいなことを)

これからの自分がしようとしていることは恐ろしく難しく、今まで以上に神経を尖らせそれなりの成果が得れるまで時間がかかるものかもしれません。
それが今まで誰もが通ってきた道だと思う。

しかし自分の前には足跡のない雪化粧のされた道が永遠と続いている。
その先には自分が尊敬して、そして一緒に働きたい人たちが立っている。

もちろんその人たちは足を止めることはない。彼らも自分の意思で前に進んでいるのだから。
日本にいるときは人たちの足跡をおってきた気がする。

しかし、今はその足跡をつけていくのは自分自身だ。 


昨日、街中の小さいスキー場に足を伸ばした。
子供たちが笑顔でスキーを楽しんでいた。
「あと三十分でリフト止まっちゃうよ! 早くいこっ!」


なんだか大学生のときを思い出した。
菅平は天狗リフトが終わってもリフト小屋からスクールの小屋までの平らな狭い斜面を使い、超低速の板の乗り方の確認をして、日の出のナイターが終わるまでポールをはって滑っていた。

あのときの情熱を子供たちが思い出させてくれた。

なんだか自分の考えていることをうまく表現できないな。
しかし、
これでまた顔晴れる。

感謝。

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