プロモーションの難しさ。

2009. . 13
ようやく忙しい2週間が終わりました。 
怒涛のように過ぎていった楽しいようでしんどかった日々でした。
様々な人と出会い、学び、自分の未熟さを再確認したりとてんこ盛りな日々でした。

もちろん学業のほうも力を入れていましたのであしからず。

まず週末に足を伸ばしたのはSunday River Resort というMaine州にゴーグルの販促活動でした。
そこではNastar Ski Racing のFainalが開催されました。
活動内容としては土曜日曜日に大会中にテントを設置して販売という形だったのですが、少し苦戦してしまいました。

事前の情報(大会のスポンサー契約時)によると土曜日の予選で観客を含めて800人から1000人。
ファイナル、日曜では様々な予選会を勝ち抜いた選手を含め1000人程度という報告を受けて2日間の販売予想が5000ドル以上ということを推測していたのですが現実はかけ離れていました。

上記の条件を提示してスポンサーシップを契約したのですが、実際土曜日の参加者はJrを含め45名から50名ほど。 ファイナルにいたっては30名ほどでした。

どのようにしたらNastar側がこの様な内容で首を縦に振ったのが予想外でした。 クレーム対象ですね。上司に報告済みですが。

しかし出会いや学ぶべきものが多くありました。


まずは一緒に帯同していただいたパートナー。 実はこの方、ダウンヒルのオリンピックスキーヤー。
色々な話をさせていただきました。基本雪上とバーでどのようにまだなの知られていないプロダクトを競合ブランドがひしめくマーケットに参入していくか。
また消費者になりうる可能性のある方とのコミュニケーションのとり方。 そのなかでのプロダクトのPRの仕方。

ブランド戦略としてはクオリティーの高さを前面に出して、他社との差別化をはかっています。
すわなち、マーケットとしてはハイエンドクラス。 こちらで言うと競合ブランドはオークリーになります。
確かにデザイン性や周知度など劣りますが、レンズなどの性能の高さはピカイチです。

また低価格層にはスコットが大きなシェアを広げています。 確かに我々のプロダクトも低価格のものがあるのですが、ブランド意識が低いものをハイエンドに持っていくのは、上から下に下ろすよりも相当難しく、不可能に近いと考えています。
ハイエンドブランドが低価格層にマーケットを広げる例はベンツなどに見られると思います。
(ブランドイメージを崩してしまうケースも多々ありますが。)

現在、ゴーグルブランドはアメリカにて10社ほどです(10年ほど前は25社ほどでした)。しかしでに
消費者イメージがついてしまっている中で我々の商品をマーケットしていくのは並大抵なものではないですよね。 現に我々シェア率は1%にも満たしてないとおもいます。

ということで我々は草の根作戦でこの様なイベントだったり他の方法をとらなければいけません。
この話はまた。

何はともあれ、素敵なSunday Riverスキー場での2日間した。
スキーは履いていませんが。

次回はバーモント州のトレードショーのお話。

The Shopping Tour in NYC. (Part1)

2008. . 25
さて今日はChristmasでした。 と言うことなのでいつもお世話になっている方のお宅にお邪魔してクリスマスパーティーを楽しんできました。

家族っていいですね!

さて、話は先週の日曜日に遡ります。
マンハッタンにいる時間が刻々と過ぎ去っていくので、用事がないのに寒空の中に飛び出していってしまったお話です。性格的に家でじっとしていることができないんですよね。できるときに何かをしておかないとといつも考えてしまいます。

氷点下の中に元気よく飛び出した目的はズバリ、

「スポーツショップめぐり in NYC」

とはいっても中心に行ったのは雪山用品小売販売店(スキー・ボード、登山など)でした。

まず足を運んだのはManhattanのど真ん中、42NDにある
Quiksilverです。

QS.jpg


ここはアパレル中心でハード系よりもソフトを押しています。Quiksilverのアンテナショップですね。いつも目の前を通っているのですが久々に入りました。時期やブラックヅライデーの思いもよらない売り上げ不振で大幅な値下げ(50%)のコーナーが多くありました。ここで昨年との違いを発見。
ROXYやQuiksilverではスキーやビンディングまたスキー・ボードウエアを扱っているのですがこのアンテナショップではディスプレイされていませんでした。やはりハード系は動かないようですね。天候にも左右されますが、この不況で高い用品を購入して連休に雪山にへ行く消費見込が低いと言うことでしょうか?この旅でこれも徐々に明らかになっていきます。


さて次に向かったのはもう少し北にあるScandinavian Ski Shopsに向かいました。
その途中でTicketsに!ここには思いでもありますね。もう一度NYCを離れる前に見たかったのですが時間がありませんでした。
tickets.jpg


来年の春にまた来てみたいですね!



それを通過してScandinavian Ski Shopsを探しに地図を携えて向かったのですが。。。
見つかりませんでした。インターネットで検索してみてもお店のHPはありませんでした。
つまり倒産してしまったのでしょか。やはりWinterSports 産業と言うのはマーケットが限られてしまい、天候・経済に大きく左右されてしまうものと言うことを改めて認識させられました。


さて次に向かったのはMidtownにあるCity Sportsです。
こちらはオールラウンドな商品を扱っていますが売り場面積的にはそこまで大きくありません。
こちらの店舗では入り口からウィンタージャケットを前面に押し出しており大抵の商品が20%のクリアランスがかかっておりました。面白いのがここではスキー・ボードウエアと普通のウィンタージャケットがそこまでセグメンテーションされていないと言うこと。これは日本では見られないのですが、こちらでは街中でも当たり前のようにスキージャケットは着られています。(たまにスキー場のチケットをつけたままの人もいますね。)
これに対する各店舗の対応とブランドの対策が他のお店でさらに良くわかるので後ほど詳しく紹介したいと思います。


ではでは長くなるので後半に続きます。
次はDowntownのお店です!

アメリカと日本のタイヤマーケット。

2008. . 16
ついに車を購入しました。1999年スバルフォレスターS 状態もばっちり。
後はタイヤを取り替えるだけです。 冬活動する準備は徐々に整いつつあります。

さてそこで重要になってくるのはタイヤですね。
日本市場でのセグメンテーションとしては夏タイヤ・冬タイヤ(スタットレスタイヤ)となっておりますが、

アメリカでは
・夏タイヤ
・冬タイヤ(スタットレス)
・オールシーズンタイヤ
となっております。

(日本でもオールシーズンタイヤはあるのですがSUVやトラックなどのためのタイヤがあるのですが、それはさておき)

この相違の背景としては消費者国民性と道路舗装環境、冬季除雪状況と深いかかわりがあります。

まずは消費者国民性について。
日本では、
まずは安全性を優先し、タイヤの交換を面倒とは思わないこと。
アメリカでは、
ひとつのタイヤで一年を走りきりたい。(タイヤ交換が面倒)

次に道路環境。
日本のアスファルト(道路)の状態がよく、スタットレス(素材がやわらかい)でもしっかりと走行ができる。
アメリカの路面状況は相当悪いということ。つまりスタットレスだとタイヤの消費が激しく、また走行が安定しない。また、ハイウェイ(高速)を走ることが多いのでやわらかいタイヤは高速運転に適しているとはいえない。

最後に除雪状況について。
日本でも悪くはないのですが、やはり除雪作業の行き届いてないところや作業の遅延がよくみられる。
アメリカでは、雪が降るとすぐに除雪作業が始まり、高速や主要道路にはすぐ塩化カルシウム(融雪剤)が散布される。これによりスタットレスの耐久性にも影響が出てくる。

と主にこの様な違いがあげられます。
消費者に対して経済的なことを考えると日本でもオールシーズンタイヤをマーケティングできる可能性もなくはないのですが、消費者の潜在意識(スタットレスに対する信頼性)をへたに変えるよりも、その意識を保ちつつ、二つのタイヤのマーケットを維持したほうが収益を上げられますからね。


まあどちらにしろ、ラジオによると今週の日曜日、NYでも雪ががっつり降るらしいので早めにタイヤを履き替え、NHに移動した後に必要ならばスタットレス(こちらは中古ですが)を購入しようと思います。

さあ、クリスマスはすぐそこですよ!

宣伝戦略と国民性の相互性。

2008. . 30
院出願に向けての英語のテストがひと段落しました。 手ごたえはあったので良い結果が出ることを祈っております。  まあ、再来週にまた同じテストがあるのですが。。。

また、普段地下鉄やバスに乗車している時間を使い、新聞 (New York Times や Wall Street Journal)を読んでいるのですが、最近はまっているのはi-podのi-tunes storeから無料でダウンロードできる有名大学の講義を聴いています。 これが意外と面白い。 勉強にもなるので英語を勉強しようとしている方は試してみては?

そんなこんなでいまはマーケティングの講義をこっそりと聴いているのですが、外資系企業がいかに諸外国に企業イメージを構築していくかという講義をしていたので、僕もちょいと調べてみました。

取り上げたのはコカコーラ社が与える中国への影響。

ということで調べてみたら、驚く調査結果が。。。。 

まずはこちらを!!



こちらが去年中国でコカコーラ社が放送していた宣伝です。

中国でコカコーラ商品に対しての意識調査で東亜日報(韓国誌)が報道したのは
なんと27%
の中国人消費者がコカコーラ社を中国企業と信じ、コーラだけでなくペプシ社やラックス社も中国製品を販売していると40%の消費者が認識しているようです。



こちらがペプシ社の中国でのCMですね。外資系企業の製品が中国にて販売される際、商品名は漢字に置き換え、広告には中国人タレントを使うなど、外国色が薄められる傾向が強いとのこと。企業側が「中国人は愛国心が強いから自国ブランドを好むだろう」と考えているようです。
これら2社のCMをみてもこれを見て取ることができますね。
また、調査によるとこの結果は北京や上海などの都心部でもこの傾向が出ているようです。


これらの企業が中国からではなく海外からの商品だと知ったときに彼らはどのような行動をとるのでしょうか?このまま購買をつつけるのか、それとも国内商品に消費を切り替えるのか?

何はともあれ、これが正解ということはいえないのですが、これも各海外企業が先々で企業イメージを消費者に植え付けるために非常に重要で、、これが売り上げにつながる要素のひとつですね。

アメリカや日本ではこの様に誤認しているケースってあるのかな? 
マーケティングは楽しいです。